正しい歩き方と美しく立っている姿勢について、いま思っていること

正しい歩き方の姿勢

姿勢のいい美しい歩き方は、身体を本来の機能的な動かし方で使っているために生まれるといわれる。極端な歩き方をする選手はスポーツ選手の中では珍しい。よい選手はよい身体の使い方をするものだ。ここでは自分の歩き方をふり返る指針の一つとして、思うところを書いておく。

sponsored link

立つとは、正しく歩くとは


猫背の人や歩く姿が何か不自然な人は、バランスが悪いように見える。木のように、重力に対して一本の芯があるような感じではなく、少し押せば揺らいだり転んだりしてしまいそうな感じがする。人間は重力に対して立つ。その立ち方が力みのないものであれば、立ち姿は美しくなる。自然なものに見える。立ち方が悪いのを筋肉に力を込めてカバーしているような、一見力強いけれども力んでいるためにバランスを崩しやすいような立ち方だと、さほど美しく見えない。

重力に対して良い身体の使い方ができるようになるために、武道やロルフィングなどのボディワークが役に立つだろう。肩や骨盤や足裏など、一ヶ所を矯正すれば簡単に美しくなるというものではないのは、身体の一部は他のところから影響を受けてその状態になっているということがいえるから、全体に働きかけるアプローチがいいのだろう。

いまだ人類は完全な直立姿勢をとれたことがないと聞く。動きなく立っているようにみえて、身体の内部で重力に対して細かく揺れ動くようにバランスをとり続けているのが人間なのだそうだ。これを静かに小さな力で行えるということが、バランス良い立ち姿に通じるのだろうし、スポーツのパフォーマンスにも通じるものがあるのだろう。

歩くというのは、連続した片足立ちを続けていくということだ。片足で立ったときに楽にバランスがとれれば、歩き姿も楽で軽やかなものになりやすいだろう。せかせか歩くのをやめて、ヨタヨタゆっくり歩いてみると自分の歩き方に色々な発見ができる。足裏の感じ、ふくらはぎの感じ、太ももの感じ、背中やお腹の感じ、頭の位置。心地よさを感じながら、楽にゆっくりと歩いてみる。

よい歩き方ができるようになるためには、専門家の指導が必要だ。自分でできることがあるとしたら、ゆっくりと動作を見直して、少しでも心地よく気持ちよく、楽に安定して歩ける方法を見つけるということだ。頭から糸が伸びて天井に、というのは意識して頑張るのは難しい。気持ち良い身体使いをして気持ちよく生活をしていくと、姿勢もよくなってくる。丁寧に、バランスよく、楽に自然に立てるやり方で歩いていくと、自分の中に明るさや軽やかさを感じられるだろう。それがいまのあなたにとっての正しい歩き方なのだろうと思う。
sponsored link

関連する記事

腰痛治療 腰痛治療