バスケのシューターの心得と、練習で意識するといいシンプルな動き方

バスケのシューターの動き方

バスケットボールのシューターは、その存在自体が試合の展開にとって大きい。アウトサイドに強力な得点源がいるということが、相手ディフェンスに厳しい判断を迫ることになる。ときに相手を猛追し、時に大きく突き放す爆発力を持つシューターは、味方にとって頼もしい選手だ。あなたがシュートタッチに自信があるのなら、シューターを目指してみてもいい。

この記事ではシューターになるためにはどういった心得が大切なのか、具体的にどういった動き方を練習する必要があるのかをお伝えする。シューターと一口に言っても、さまざまなタイプの選手がいるけれど、必要な姿勢や求められる役割は変わらない。あなたがチームの中でシューターとして活躍するヒントがここにあるはずだ。

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シューターの心得と練習方法、動き方のコツ


練習の虫になり、傲慢に近い自信家になろう

シューターにとって自信は本当に大切だ。誰かから「打て」と指示されてから「打とう」と思うのではシューターになるのは難しい。本当に優れたシューターは「自分のシュートこそがチームの浮沈を握る」ということについての自負があり、「自分がシュートを打つ」以上に得点が期待できるオプションなどないと信じる。

シューターが大舞台でいきなり自信をなくせば、チームのオフェンスリズムは大きく狂ってしまう。シューターは自信を保持するためにエゴイストになり、他人からの「シュートセレクションが悪い」という指摘など聞き流す。「ひょっとしたらこのシュートは正しくないのかもしれない」という疑念がよぎれば、シュートを沈めることは難しいからだ。

シューターは何度シュートをはずし続けても「自分はダメだ」などとは思わない。自信を保ち続けるためにあらゆる思考を動員する。ときにはボールや床、チームメイトのせいにしてでも、「次は入る」という気持ちを失わない。このような自己中心的な解釈も、自分が自信を失えばチームに貢献できなくなることを知っているからだ。

自信を持ったシューターにとってタフショットはない。シュートを打つときには、シューターの意識にはリングしかない。いくらディフェンスが肉薄していようとも、ボールに触れられなければタッチを崩すことはない。シューターの自信は1本にかける集中力を生み、周囲の雑音や指示はシャットアウトされる。試合の流れもプレッシャーもない。そこにはただシュートを打つ自分がいるだけだという状況を、シューターは試合中に体験する。

このような深い自信をつけるために、シューターはどのようなことを意識するといいだろうか。このような絶対的な自信は、他人からもらうものじゃない。他人から「きっと入るよ」と応援されても、自分で自分を信じられなければ、勝負を決定付けるシュートは打てない。よいシューターになるためには、心技体すべての面で自分で自分をシューターに育て上げることだ。

シューターのシュートフォームは、ボールを効率的に放てるように最適化されている。悪いフォームでも高確率で決めることは不可能ではないが、試合の終盤に近づくにつれフォームが崩れやすくなる。よいフォームは適度に脱力された最小限の力でボールを飛ばすために、終盤でも精度が落ちない。シューターは実際にシュートを入れ続けることによって、自分に自信をもたらす。

参考記事:バスケのシュートのコツと、入るフォームを自分で探す方法について

シューターは、シュートトレーニングの価値を見誤ることはないし、その上で日々の反復練習を好んで行う。シューティング中も自分の身体と会話し、感覚的な調整の力を養うことができる。極端な不調を避けるこれらの習慣が、シューターの自信を深めさせる。

参考記事:飛距離を伸ばし、成功率も向上するシュート練習の方法について

またシューターは自分のメンタル面の強化方法を知っている。試合では不安や怒りやあせりや緊張が襲いかかる。その混乱を跳ね除けるために、セルフトークや瞑想、呼吸法などのあらゆる方法を動員して自分を強化する。イメージトレーニングをし、集中力を高めるコツをつかんでいる。いくたびの失敗さえも自身の糧にしてシューターは成長する。

参考記事:本番に強い自分になれる、効果的な6つのメンタルトレーニングの方法

シュートマジック

シューターの意識するべき4つの動き方のコツ

シューターを目指す選手たちから「シュート機会に恵まれない」「なかなかうまくボールがもらえない」という悩みを受け取る。多くの人は自分の動き方に問題があると感じているようだが、一人の選手がボールを受け取ってうまくシュートを打てない場合は、いくつかの要因がある。それをここで確認していこう。

まず一つにはシューターのシュートモーションが遅いこと。よいシューターになりたければよりクイックなモーションを目指して日々努力しよう。シューターのシュートは高確率であり、当然ディフェンスに警戒されている。強いディフェンスは隙をほとんど見せないけれど、モーションがクイックであれば、ほんの少しの隙を縫うように、チームに得点をもたらせる。シューターは「打つ動作でもらう」ことを心がけよう。

クイックなモーションのシューターは、マークマンを精神的にすり減らす。他の選手がピンチに見えても簡単にヘルプを決断できない。ボールがわたった瞬間には全力でクローズアウトを行うために、身体的な負荷も高くなる。クイックなシュートは1on1に有利なだけでなく、味方をも助ける。あらゆるボールに対して素早くシュートに移行できるもらい方を練習しよう。

シューターは自分のアウトサイドシュートを生かすために、時には中へとカットする動きを入れるといい。ディフェンスに密着された時はためらいなくインサイドに侵入してボールを受け取り、イージーバスケットをものにする。こうすることでマークマンはシューターとの距離感に苦しむことになる。外に浮いているばかりでは、自分のシュート力を生かせる機会は減るだろう。

参考記事:バスケのオフェンスの基本的な動き方を理解する、種類別カットの解説

パスのもらい方には2つのコツを使おう。まずはアウトサイドからパスをもらう場合、スクリーンを使う。外で単にパスを待つのではなく、カットを使う中で他の選手と協調して自分のディフェンスをブロックしてもらい、一瞬の隙をついてシュートを放つ。オープンになる動きをオフボールのときに積極的に行うことで、シュートチャンスを得るだけではなく、パッシングのリズムをチームにもたらせる。

参考記事:バスケットのスクリーンプレイを成功させるためのいくつかのコツ

次にインサイドからボールをもらう場合、もっとも大切なのは自分のマークマンを移動させることと、インサイドのボールマンがこちらを見たときに、相手の顔と手が見える位置まで動くことだ。ボールマンからのパスを受け取るための少しの移動をさぼって、パスコースを消されてしまうのはとてももったいない。インサイドがボールを出しやすい動きを心がけよう。

1.クイックなシュートを心がける
2.インサイドへのカットをいれてディフェンスに楽をさせない
3.スクリーンを活用し、アウトサイドのオープンなスペースでパスを受ける
4.インサイドからのパスを受けやすい位置に動く

これら4つの動き方は、実はアウトサイドプレーヤーなら誰でも役に立つ。こういったシンプルな原則を守ると、多くのボールを持つ機会に恵まれ、シュートチャンスを得られる。コートの上は複雑で混乱しそうだが、こういったポイントをよく守って練習してみてほしい。決してあせらずに自信を持ってシュートを放つことができれば、あなたはシューターとしてチームの力になれるはずだ。
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