バスケのパスの大切さと、上達するためのコツと練習方法について

パスのコツと練習方法

綺麗ですっきりするような得点がチームプレイによって生まれるとき、よく観ればタイミングも速さも出される位置もピッタリなパスが見つかる。そのときの状況に一番適したようなパスがある。たどたどしさのない、流れのいい自然なチームプレイを実現するのは、意志疎通のとれたよいパスだ。意志の疎通の綺麗さ、互いの身体が自然に協調しあっているようなチームプレイが、観る人を楽しませる。

そういったプレイをしているとき、選手の身体には不必要な力みはなく、いま何が起こっているかを感じられているような、楽しさの感覚がある。よいパスには大きな恩恵がある。ここにパスを理解する考え方のコツや練習方法について、いくつかのことを書いておく。

sponsored link

パスを理解するコツ


パスの上達についていえること

その瞬間の5人のオフェンスのねらいを完璧にディフェンスが読み切ったなら、そのオフェンスが成功することは難しい。3秒後に右コーナーから必ずシュートを打つと決まっているのなら、止められる。オフェンスの成功のためにはディフェンスの予測を外すことが大切になる。駆け引きで勝つともいう。

ある状況について予測が成り立つ。状況が変われば予測は変わる。状況を変化させていくことで、ディフェンスに予測の変更を強いることができる。オフェンスの状況変更の手段として、ボールと人が動くことがある。これをスペーシングの原則のうえで、リズムよくタイミングよく行っていくことで、自分たちの強みを生かし、ねらいを実現していくのがオフェンスの一つの理想になる。

参考記事:バスケのオフェンスの動きの考え方、パッシングゲームの攻め方の話

よいパスを出すために必要なのは、レシーバーの状態を把握できている感覚だ。相手がどんなパスを欲しがっているのかという感覚をもとに、自分のパスの感覚を調整することになる。相手のボディランゲージ、非言語の動作や素振りを捉えることができれば、その瞬間にあったよいパスを出せる見込みが高くなるだろう。キャッチボイスがあったからとりあえず出す、のようなちょっとした雑さで、自然でうまくいくオフェンスから遠ざかったりする。

パスミスをしたときに、自分の出し方、パスを出したときの自分の身体の感覚やハンドリングを反省するのは間違った方法ではない。けれど、レシーバーがどういう状態だったのか、ディフェンスがどんな状態だったのか、ということを捉えられていたかどうかも、反省のための大切なポイントになる。パスのたびにディフェンスを感じられていないのに、ミスの原因を自分の出し方に探っても改善は難しい。ミスが続いている人は、自分がパスのときになにを見ていたのか、感じていたのかを省みるようにしていくことが大事になる。

参考記事:バスケットボールの視野を広げることと、余裕のある動きについて

「フェイクをかける」「腰から上の肩より下だとキャッチしやすい」「両手でワンハンドで出せるように」といったような、パスの出し方のコツのようなものもある。けれどパスの出し方の黄金のルールのようなものはないだろうし、追いかけても仕方がない。自分の一つひとつのミスから学び、改善していくことが結果的に近道になるだろう。身体づかいやボールの扱いのために、下の記事をおいておく。上手い人の同じシチュエーションでのパスをよくよく観察して研究してみるといい。

参考記事:バスケのボールハンドリングの練習を、効果的なものにするために

パスの練習方法についての考え方、捉え方を知りたい人には、下のリンク先の動画がとてもオススメだ。一通り目を通していけば、鈴木代表の示している枠組みから多くのヒントを得ることができるだろうと思う。パスミスはダメという息苦しさから離れて、うまくいくように身体を動かせるようになることを楽しみながら、少しずつ練習していくことがパスには大切かなと思う。

参考リンク:ERUTLUC|PRACTICE
sponsored link

関連する記事

シュートマジック

ディレイオフェンス