フリースローを安定して決め続けるためのコツやルーティンについて

フリースローのコツ

フリースローのわずか1点でも、接戦では大きな影響がある。「大切な試合で接戦になった。フリースローをものすごく外したけど試合には勝った」ということはあまりない。ラスト1分を切ったときの点差が2点か、それとも3点かで、攻守両方の戦略や反応が大きく変わってしまったりもする。

バスケットボールのフリースローのコツをここに書いておく。困ったときには一つの助けにしてほしい。少しずつ練習していけば、あなたも確率の高い、接戦で頼りになる選手になれる。

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フリースローのコツ


ルーティンや指針について

フリースローも基本的には普通のシュートと変わらない。バスケットボールのシュートにおいてどんなフォームがよいのかは、以下の記事を参考にしてほしい。

参考記事:バスケのシュートのコツと、入るフォームを自分で探す方法について

上記の記事の打ち方を試してみて、いまあなたがフリースローについて抱えている問題が解決したのなら、ここから先は読む必要がない。「力まず気持ちよく」「適度なアーチで」という方向性で確率が上がり、自信を持って打てているのならそれが何よりだ。

フリースローはいつでも同じ距離のシュートになるし、ディフェンスもいない。ジャンプもしなくていい。試合中に比べると、自分の安定感や距離調節について影響を及ぼす変数が少なくなる。シュート時のルーティンが効果を発揮しやすくなる。

ルーティンにはセルフトークやマントラのように特定の言葉を繰り返すようなものや、視覚的なイメージや特定のストーリーを思い出す方法、身体のどこかに注意を向けたり、決まった動作をする方法などがある。緊張していたり感覚的な手がかりを失っているときには、過去に味わった「できる」感覚に戻ることができるといい。たとえばある歌のサビを忘れてしまっても、直前のメロディーを口ずさむとサビの部分を思い出すことがある。こういった「できる」感覚を取り戻すきっかけを、フリースローでは試行錯誤して作りやすい。

どんなルーティンがあなたにあうのか、自分でいろいろと試してみてほしい。すぐに出来上がるものではない。すぐに出来上がるのがいいというものでもないと思う。少しずつ地道に作り上げてきたものの方が、出来る感覚を取り戻すきっかけ(アンカー)として効果があるだろう。アンカーの指針にいくつか触れる。

シュートの前後で、自分を責めることをやめること。自分に対して「決めなきゃダメだぞ」とか「どうして決められないんだ!」といったような、駆り立てるような物言い、やり方をしないこと。セルフトークも「決めろ決めろ」というようなものではなく、「入る入る入る」の方がいい。内面が静かで落ち着いていること。自分というコーチに追われて走るランナーではなく、ただ自分の思うままに走るランナーであること。「こう打たなきゃ」みたいなものも、少し違う。

シュートを外したときに自分を責める人は、その場の意志や集中力さえあればシュートを決められるという考えを少し見直すといい。シュートを決めるには、自分の身体との地道で誠実で丁寧な協力関係が必要だ。あなたに責められては、身体は肩身が狭い思いをしてしまう。残念な気持ちはあっていいが、自分のことも身体のこともちゃんと許すといい。日ごろから、自分が納得できるルーティンを作り上げて実践していくことで、「残念だけど、いまは入らなかったんだな、次は決めよう」というように、自責思考から離れて現実を見ることが出来やすくなると思う。

「こんな風に打ったら入る」を思い出したら、その感じに自分の身体をたたきこむように打つこと。何も考えず、ただたたきこむこと。

リングの直径がボールの直径の2倍もあるということを思い出すこと。入る入る入るということ。
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