個人で局面を打開できる! バスケのドリブル技の種類(動画あり)

バスケのドリブル技術の用語

ここにバスケットボールの個人スキルのうち、ドリブルの用語をまとめておく。ドリブルは状況に応じて使い分けるものだ。ポイントガードだけでなくすべてのポジションの選手にとって、局面ごとにどんなドリブル方法があるかを知ることはプレイの助けになるだろう。

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ドリブルの個人スキル用語の意味


ドリブルはすべての選手に役立つ基礎技術の一つだ。通常のドリブルについて上達したいのなら、こちらの記事を参考にしよう。腕で頑張るのではなく、いくつかのコツがあるとわかるはずだ。

参考記事:バスケのドリブルテクニックを劇的に上達させる、練習方法と考え方

クロスオーバードリブル

ボールを身体の前で左右にすばやくドリブルするスキル。フロントチェンジV字ドリブルとも。やり方は下のアレン・アイバーソンのクロスオーバードリブルを見てほしい。最近はボールで「V」の字というよりも「レ」の字を描くように、ボールハンドで逆足くらいまで保持してからバウンドさせるという指導もあるようだ。 コツを詳しく知りたい人は下の記事も参考に。

参考記事:クロスオーバーを成功させるコツとは? 練習方法とやり方を解説

クロスオーバーの動画


かつてNBAにキラークロスオーバーと呼ばれるほどすさまじいレベルのクロスオーバーをする選手がいた。ティム・ハードウェイだ。一方にディフェンスを揺さぶってから、クロスオーバーで一気にリングに迫る。レッグスルーからのクロスオーバー、見事な緩急、目にも留まらないスピードを動画で見てみよう。

キラークロスオーバーの動画


ダブルクロスオーバーとは、クロスオーバーをしてディフェンスを揺さぶってから再度クロスオーバーで元の手に戻す技術だ。ディフェンスのバランスを崩すために有効になる。

ビハインド・ザ・バック

単にビハインドドリブルやビハインドクロスオーバーとも。背中側を通して逆のサイドへつくドリブルスキル。身体の後ろでつくドリブル。コツはしっかりとしたハンドリングを保ち、地面に向けて跳ねさせることと、バランスを崩さないこと。ラップアラウンドに比べると、斜め方向へのドリブルになる。

ビハインド・ザ・バックの動画


ラップアラウンド

ビハインド・ザ・バックをより前方につくやり方。右手でドリブルしていたとしたら、背中から体に巻き付けるようにして左手の前方に送り出すドリブルになる。パーミングという、ボールを下から持ってしまうダブルドリブルのバイオレーションをとられないように注意しよう。

レッグスルー

股下ドリブル、股抜きドリブル、ビトィーンザレッグスとも。股の下を通して逆の手へボールを送るドリブル技術。コツはひざを開くというよりももを開くように、バランスを崩さないように。ドライブでコースに入られたときなどにはボールを守れるし、ディフェンスと距離を開けたいときにも使える。腕を内ももに打ちつけるように行うと感覚をつかみやすい。

バックロールターン

軸足側と逆の足を背中側から反転させて、ディフェンスを巻き込むように抜いていくドリブル方法。ボール運び以外にもドライブ時にも使える。横ではなく縦に抜くイメージで足を踏み出そう。スピンするコースに他のディフェンスがいないかも注意。

フェイクスピン

バックロールをした足を1歩で止め、それをフェイクにして踏み出した足を再び戻してフロントターンし、逆に向かうドリブル方法。

リバースドリブル

ボール運びの時などにコースをディフェンスに塞がれた場合、ディフェンスを背負ってターンして進路変更をするドリブル。バックロールがディフェンスを抜きにかかるのに対して、こちらはボールを堅く守って慎重にコースを変えるドリブルになる。ボールを守りながら確実にターンしよう。ターンの前に背中をディフェンスとボールの間に入れて、ドリブルする手を持ち変えるとより安全にターンできる。

インサイドアウト

クロスオーバーすると見せて、ボールを持ったまま手首を外側に返して、同じ手でドリブルする。直後に本当にクロスオーバーしたり、レッグスルーやビハインドザバックと組み合わせることで、ディフェンスを翻弄することができる。こねるように小さくしないで、大きく動かそう。インアンドアウトやハーフクロスオーバー、フェイククロスオーバーとも。

インサイドアウトの動画


チェンジ・オブ・ペース

速度に緩急をつける技術のこと。ディフェンスは通常、ドリブルのペースや仕方でオフェンスの動きや速さを予測して対応する。緩急をつけることによって予測を揺さぶり、より簡単に相手にドライブを仕掛けることができる。

ヘジテーション

チェンジオブペースの一種。行く、と見せて行かない、と見せて行く、というように加速・減速の素振りを見せるドリブル技術。ヘジテーションとはためらうという意味。ディフェンスは緩急に対応する負担を強いられる。シンプルだがボールを運ぶ上で非常に有効な手段。

ロッカーモーション

ロッキングチェアー(揺り篭椅子)のように、前後にディフェンスを揺さぶる縦のドリブルフェイクの動き。「行くと見せかけて行かない、と見せて行く」というように相手を惑わすことができる。フロントチェンジのような横のドリブルを組み合わせることで、ディフェンスのプレッシャーを散らすことができる。

ロッカーモーションの動画


プルバック

進行方向とは逆に下がるドリブル方法。ディフェンスとの距離を開けた後に、ジャンプシュートを試みるとより効果的に。シュートを打ってもいいし、出てきたディフェンスをカウンター気味に抜いてもいい。

ストップアンドゴー。

ヘジテーションが減速から加速のモーションだとすれば、こちらは停止から発進のモーション。急激な速度の変化でディフェンスを抜きにかかる。

リトリートドリブル

単純にディフェンスのプレッシャーを逃れるために距離を開けようとするドリブル。プルバックもリトリートの一種だが、完全にディフェンスに背を向けて逃げるようなドリブルのこともリトリートという。周りを囲まれそうなときなど、役立つケースは多い。

アンクルブレイク

ドリブルでディフェンスを前後左右に揺さぶって、相手を的を絞れなくさせ、尻餅をつかせたり床に倒れさせたりしてしまうこと。下の記事を参考に。

参考記事:アンクルブレイクの動画特集! 意味や原理を交えたやり方の解説も

アンクルブレイクの動画


パワードリブル

低い姿勢から強く相手を押し込むようなつくドリブル。密集したゴール下などで自分の位置を確保したり、リングに近づくために使用される。しっかりヘッドアップしてバランスを保つこと。

コントロールドリブル

ロードリブルとも。ディフェンスからプレッシャーを受けた際に、うまく身体を入れながらボールを守るようにつくドリブル。相手に対して半身になり、逆側の手でドリブルをしながらよく視界を確保しよう。

スピードドリブル

ディフェンスに制限されずにボールを運ぶ時などは、高めにボールをついてスピードドリブルで加速する。ハイドリブルとも。

突き出しドリブル

前方に大きくドリブルし、何歩も走ってボールに追いついてまた大きくドリブルする方法。ボールの制御を一時的に止めることで加速しやすくなる。足の速い選手が速攻のときなどに使用している。

ドライブ

ドリブル技術を駆使してゴールへアタックすること。駆け引き、タイミングを実戦練習で体得しよう。詳しいコツは下のリンクを参考に。

参考記事:鋭いドライブはバスケの華! 明日から練習で意識できる上達のコツ


ペネトレイト

ドライブを強く仕掛けること。ドライブ自体はゴールに向かっていくプレイだが、ペネトレイトは綺麗に相手を抜くというイメージではなく、多少の身体接触をともなっても強引にリングに向かうような、シャットアウトされない力強いドライブのイメージ。

バンチング

2人のディフェンスの間をドリブルで割ろうとすること。ディフェンスの反応を遅らせたり、ファウルを誘ったりできる点で有効。ボールを叩かれてしまうこともあり簡単ではない。

シャムゴッド

片側でついているボールを、逆側の手でフロントチェンジするトリッキーなドリブル。たとえば右側でついているボールを左手で左に切り返せば、上半身が右に動くのでそれがそのままフェイクとなる。けっこう難しいけれど効果はある。
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